ポートレート 逆光と遊ぶ
Model Sarinaちゃん
たまには違うモデルさんでスタート😉
Nikkor 85mm f1.4Dタイプで撮影。
このレンズ、逆光だとフレアやゴースト
がいい感じに出てくれます。
フレア、ゴーストは光学的にけしからん。
と言う人もいるみたいですが、自分は
そうは思っていません。
モヤがかかった向こうの被写体は
しっかり解像してますのでね、一つの
効果が狙い易いレンズとして、愛用して
います。
設計は古いから、AFが遅いとか、AF迷子に
ありますけど、写りを考えたら何と言う
事はありません。
正月の傘回し芸ではありませんが、いつも
より盛大に出しておりまーす!😁
コレ、実は滝の前で撮っており、逆光で
差す光条が細かい水の飛沫を光らせて
フレアが一層かかった感じに見えているん
です。
逆光を使う為にモデルさんより低い位置に
構えて、ファインダーで飛沫の反射具合や
フレアの出具合を僅かにレンズ傾けたり
しながら確認して撮ってます。
こんな場所です。彼女が持っているのは
カメラのロッコーでGetした、Weltaと言う
クラシックカメラですが、フィルムを入れて
好きに遊んで貰いながら撮りました。
露出計はスマホのアプリで代用です。
Sarinaちゃん、ファインダーを覗いている
ウチに景色の切り取り方に興味が出て来た
みたい。
コレでまた、カメラ女子が増えたら面白いん
だけど。😁
Model Akiちゃん
別の日に撮ったモノですが、やはり
こんな風に狙って撮れます。
光源を僅かに入れる訳ですが、ダイレクト
に入れると真っ白ケになりますので、
木の葉や枝など何かワンクッションおける
モノを太陽に被せて調整します。
因みに、コチラ側からはレフや日中シンクロ
でシルエットにならない様に影を起こして
いるのは見たら分かるかな。
いかにも影起こしの光当ててます。って
言うのがイヤな時は若干弱めで影起こし
しますが、こんな感じ。
暗いと見るか、雰囲気あると見るかは
見る人次第。
因みに、これらの写真は全部同じレンズ
です。
Model LUNAちゃん
コレはロシアの迷玉、Helios 85mm f1.5
で撮りました。逆光ではかなり盛大に
フレアやゴーストが出ますが、Nikkorと
違うボケ感と解像感になって来ます。
このあたりが撮り手のやりたい表現で
使い分けになって来るかな。と。
この時は背景を塗り絵の様にベタッと
させてモデルさんを引き立てたかったん
ですよね。
そしてコレはNikkor 105mm f1.4
流石に新しいだけあって、コーティングが
効いています。かなり光源を広く入れて
いますが、コントラストは下がるけど
綺麗にボケて、背景の蝋梅の花がイルミ
ネーションみたいになりました。
今日の最後の一枚。
木の葉を被せだけど、85mmで広く撮った
から空の色、トんでますが、フレアと
ゴーストの出方の雰囲気が良かったから
ヨシとしました。
逆光、ドラマチックでいいですよ。😉