フィルムカメラと過ごす正月
2020年 令和2年 明けましておめでとう
御座います。今年も宜しくお願いします。
昨年はポートレートメインの撮影をして
来ました。
今年は更に雰囲気重視の「劇場型ポート
レート」を撮っていきたいと思っています。
さて、普段使用するカメラは今ではもっぱら
デジタルカメラな訳ですが、自分が写真を
始めた頃はフィルムカメラが全盛で、今でも
フィルムカメラを使うことは珍しくあり
ません。
デジタルとは違ったフィルム独特のテイスト
で撮りたいとき。と言うのがあるんです
よね。
しかも、当時の機械式カメラと言うのは、
ちょくちょく使っていればそうそう不調に
なる物でも無く長持ちします。
今日はお正月だし、自分の愛機をオメデタイ
感じで紹介しながら機械式カメラやフィルム
写真を見てみたいと思います。
先ずはコレ、6×6の中判 旧東ドイツ製のPentacon sixです。
品質の悪さで有名ですが、キチンと調整出来
ているPentaconは言う程、悪いカメラでは
ありません、中判写真がそこそこの大きさの
ボディーで楽しめますし、カメラが大きい分
ファインダーも見やすく撮りやすい。
フィルム巻き上げノブの扱いだけ気をつけ
たら、そう調子が悪くなる事もありません。
レンズはロシア製30mmのf3.5。コレ約20cm
まで寄れるので、使い出があります。
ペンタコンで撮った写真。
アクロス100で撮影。
レンズはウクライナ製の80ミリ f2.8
意外にと言ったらイケませんが、かなり
しっかり写ります。このレンズは昔の
スタンダードなんだと思いますが、今でも
通用するシャープな解像感があります。
流石、中判。
ところで、最近はどう言う理由か、若い
人で、こうした機械式カメラやフィルム
撮影を好んでやる人が増えて来ているとか。
想像するに、機械式カメラのメカメカしさ
や、写真になるまでのひと手間が楽しい。
のかも知れません。
後はこういう機械式カメラを頑張って
売ってるお店の努力。
Nikon F2 フォトミック
今日UPしてる機械式カメラは今でもちょく
ちょく使っています。昔に比べてフィルムも
現像代も高くなったから、返って大事に撮る
様になったかも知れません。
露出計がアバウトだったり、露出計の無い
カメラ。本来なら露出計と共に使う訳ですが、
ナント、スマホの露出計アプリが思いのほか
便利に使えるから、今のご時世、それもアリ
でしょうね。
フィルムで撮る楽しさは機械いじりの楽しさ、
レンズと光をいかに使うか。と言う写真を
撮る本来の楽しさ、しかも手作り感の楽しさ
があります。
流石にもう自家現像はしないので、ラボに
フィルムを持ち込みますが、早く現像出来る
ラボとタイアップしてのフィルム写真撮影会
とか、現像したポジや写真見ながらの懇親会
なんてやったら楽しそうです。
Nikon F3 T
F3くらいになると、露出計が付いているので
かなり普通に撮れます。
完全な遊びモードなら、もっと癖のあるカメラ
やレンズ使うとまた違ったワクワク感がします。
エキサクタ
このカメラなんて、元は顕微鏡写真を撮る為か
シャッターが左側に付いている。と言う曲者。
ですが、その造形美にニッチな濃いファンが
多いんです。
レンズがまたクセ玉が多くて、トリオプランとか、独特の描写をするのがあって楽しいです。
ライカⅢf
このライカは父の形見。完全オーバーホール
したので絶好調。
レンズは沈胴式ズミクロンが付けぱなし。
まだ、他にも、バケペン、マミヤ645 、など
が眠ってますが、この当たりの出番はちょっと
減っています。
Model Rosey by Pentacon
50mm f4
モノクロなんかはあまり撮らないの
ですが、いい雰囲気で上がって来ます。
正月はフィルムで撮ってましたから、また
現像上がったら貼ってみたいと思います。😉