カメラいろいろ
お題 ってのがあるんですねー。
カメラ。なんてピッタリです。
カメラ豆知識ですが、1826年頃撮影された
物が記録を残した 形での最初の撮影と言われ
ていますが、絵画を描くのに被写体を投影
する箱が発明されたのは、なんと1021年まで
遡り、当時の有名な画家なんかも使って
いたようです。
時代は飛んで、今の自分の愛機はニコン。
水中カメラからの流れで、ニコンになって
しまいました。
カメラはメーカーによって、マウントと
言って、レンズとカメラを接合する部分の
大きさと形状が異なるのです。
細かい事言うと、カメラの厚み。も違って
コレが結構やっかいなんですが、ここでは
置いておきます。
これらはカメラメーカーがより良い画質、
カメラとレンズの連携によるカメラの
利便性を追求し、それぞれが独自の技術で
進化してしまった結果なんですね。
今はミラーを装備してない、薄いボディの
ミラーレスデジタルカメラのおかげで
マウントを変換するアダプターを使って
違うメーカーのレンズをカメラに付けて
使うことが出来るようになりました。
しかし、オートフォーカスが使え無い。
とか、手振れ補正が使えない。とか、
やはり制限は出て来ます。
上の写真のカメラ。今でも有るには有り
ますが、1800年代後半から1900年代前半
のカメラはこんなでした。二眼レフ。と
言います。レンズが2つ(二眼)付いていて、
中にはレンズから入った像を反射(reflex)
して、フィアンダーで見えるようにした鏡が
一枚入っています。
(Model:Azuちゃん)
上のレンズは覗いて被写体を見て、構図を決める
だけの物で、実際にフィルムに光を取り込むのは
下のレンズです。
ただ、コレ左右が逆に見えるので、慣れないと
アッチ向いたりコッチ向いたりと忙しいことに
なります。^^;
そしてライカに代表されるのはレンジファ
インダーカメラ。と言って、1900年代初め
の登場でしょうか。
ミラーは装着されておらず上部の小窓から
被写体を確認します。やっと見慣れたカメラ
の構え方になった原型です。
ただ、実際にレンズを通してフィルムの写る
範囲に入ってる風景と小窓から見る風景は
目線がズレている分、ズレが生じて、見た通
りに写らない。なんて事があります。
いずれにせよ慣れと勘が必要ってカメラです。
遺品ですが、オーバーホールして今でも
ちゃんと使えます。^_^
これは旧東ドイツ製の機械式カメラ。
ボディはライカのようですが、ファインダー
(除き窓)は二眼レフのようになっています。
ですが、写真で見える上部の箱状のファイン
ダーは取り外して、プリズムの入ったファイン
ダーに交換すると一眼レフのようにレンズを
通して見える風景をそのまま見ることが出来
る。と言う世界で始めてファインダーが交換
できたカメラです。
これも現役で使えます。^^
こう言う機械式カメラは電池不要なのが強み。
その代わり、露出計やら何やら、撮影に必要
な明るさのデータを取る装置は何もありません
から、露出計が別に必要だった訳です。
しかし、今はスマートフォンのアプリに露出計
がありますから、露出計?なんて操作できなく
ても、簡易的にはアプリで代用できちゃいます。
そして画像を記録させるフィルムの大きさも
大判、中判、35ミリ、ハーフ、apscなど、
画質と用途によって種類がありました。
一般的に今、一番知られているのが35mm
サイズ。厳密には違いますが、デジカメの
フルサイズセンサーがそれに相当します。
そのほかフィルムにはサイズ以外に、モノクロ、
カラーでも色んなメーカーから感度や発色や
滑らかさなど、現像した後の風合いが異なる
物が沢山開発されていました。
デジカメの台頭とともに消えて行ったのは
周知の事実・・・ちょっと寂しい。
光学=レンズ
機械=レンズ、カメラ
化学=フィルム
フィルムカメラの場合、アナログ技術の結晶
として一枚の写真を撮っていた。って感じ
です。
フィルムをカメラに装填したり、ピントを
合わせたり、露出を操作したり。と、この頃の
カメラは機械が不得手な人には敬遠されがち
で、高価だし、趣味か、仕事の人じゃないと
あまり持ってもいなかったモノです。
その後数十年して売り出されたオートフォーカス
のコンパクトカメラでさえもフィルムを入れる
のがひと手間だったし・・・。
今のようにスマホでパシャ。っと言うには
程遠かったですね。
しかも、撮り終わったフィルムをお店に出す
などして、現像されて来るまで、数日かか
るし、どんな風に写ってるか解らないし。
でした。
なので、カメラを持ってると、撮影できる
スキルがある。ってことで、女の子から
「撮って!」
なんて言われることは珍しくなかったです。^^
今じゃ、レンズ向けただけで「盗撮!?」
なんてことになりかねません。
街のスナップを撮るだけでも結構、気を
使うご時勢になりました。
今のデジカメはデジタルプログラムが内蔵
され、こうしたアナログテクニックの大部
分をカメラがやってくれるので、誰が撮って
もそこそこ撮れるようになっていますが、
写真は
「光を読んで撮る」
と言う点では昔も今も変わりません。
自分の意思やイメージを画像に反映させ
よう。と思うとやはり、アナログの知識を
基礎にした撮影テクニックが必要になって
来るところがカメラによる写真撮影の面白い
ところでは無いでしょうか?
(Mode:LUNAちゃん)
因みに自分の作例はインスタグラム
https://www.instagram.com/Laskeypictures
でご覧頂けます。