Laskeypictures’s blog

写真/カメラ/レンズ/ポートレート

カメラいろいろ

お題「カメラ」

 

お題 ってのがあるんですねー。

カメラ。なんてピッタリです。

 

カメラ豆知識ですが、1826年頃撮影された

物が記録を残した 形での最初の撮影と言われ

ていますが、絵画を描くのに被写体を投影

する箱が発明されたのは、なんと1021年まで

遡り、当時の有名な画家なんかも使って

いたようです。

f:id:Laskeypictures:20190314152953j:image

時代は飛んで、今の自分の愛機はニコン

水中カメラからの流れで、ニコンになって

しまいました。

f:id:Laskeypictures:20190313205744j:plain

機材の「一部」ちょっと古い写真^^;

カメラはメーカーによって、マウント

言って、レンズとカメラを接合する部分の

大きさと形状が異なるのです。

細かい事言うと、カメラの厚み。も違って

コレが結構やっかいなんですが、ここでは

置いておきます。

これらはカメラメーカーがより良い画質、

カメラとレンズの連携によるカメラの

利便性を追求し、それぞれが独自の技術で

進化してしまった結果なんですね。

今はミラーを装備してない、薄いボディの

ミラーレスデジタルカメラのおかげで

マウントを変換するアダプターを使って

違うメーカーのレンズをカメラに付けて

使うことが出来るようになりました。

しかし、オートフォーカスが使え無い。

とか、手振れ補正が使えない。とか、

やはり制限は出て来ます。

f:id:Laskeypictures:20190314154651j:image

上の写真のカメラ。今でも有るには有り

ますが、1800年代後半から1900年代前半

のカメラはこんなでした。二眼レフ。と

言います。レンズが2つ(二眼)付いていて、

中にはレンズから入った像を反射(reflex)

して、フィアンダーで見えるようにした鏡が

一枚入っています。

(Model:Azuちゃん)

f:id:Laskeypictures:20190314210957j:plain

二眼レフの使い方


上のレンズは覗いて被写体を見て、構図を決める

だけの物で、実際にフィルムに光を取り込むのは

下のレンズです。

ただ、コレ左右が逆に見えるので、慣れないと

アッチ向いたりコッチ向いたりと忙しいことに

なります。^^;

f:id:Laskeypictures:20190313204543j:plain

上から覗いたところ

そしてイカに代表されるのはレンジファ

インダーカメラ。と言って、1900年代初め

の登場でしょうか。

f:id:Laskeypictures:20190313204231j:plain

イカⅢf

ミラーは装着されておらず上部の小窓から

被写体を確認します。やっと見慣れたカメラ

の構え方になった原型です。

ただ、実際にレンズを通してフィルムの写る

範囲に入ってる風景と小窓から見る風景は

目線がズレている分、ズレが生じて、見た通

りに写らない。なんて事があります。

いずれにせよ慣れと勘が必要ってカメラです。

因みにウチにある二眼レフもライカも父の

遺品ですが、オーバーホールして今でも

ちゃんと使えます。^_^

f:id:Laskeypictures:20190313210622j:plain

エキザクタ VarexⅡa

これは旧東ドイツ製の機械式カメラ

ボディはライカのようですが、ファインダー

(除き窓)は二眼レフのようになっています。

ですが、写真で見える上部の箱状のファイン

ダーは取り外して、プリズムの入ったファイン

ダーに交換すると一眼レフのようにレンズを

通して見える風景をそのまま見ることが出来

る。と言う世界で始めてファインダーが交換

できたカメラです。

これも現役で使えます。^^

f:id:Laskeypictures:20190314215439j:plain

どうやって撮るの?

こう言う機械式カメラは電池不要なのが強み。

その代わり、露出計やら何やら、撮影に必要

な明るさのデータを取る装置は何もありません

から、露出計が別に必要だった訳です。

しかし、今はスマートフォンのアプリに露出計

がありますから、露出計?なんて操作できなく

ても、簡易的にはアプリで代用できちゃいます。

 

そして画像を記録させるフィルムの大きさも

大判、中判、35ミリ、ハーフ、apscなど、

画質と用途によって種類がありました。

一般的に今、一番知られているのが35mm

サイズ。厳密には違いますが、デジカメの

フルサイズセンサーがそれに相当します。

そのほかフィルムにはサイズ以外に、モノクロ、

カラーでも色んなメーカーから感度や発色や

滑らかさなど、現像した後の風合いが異なる

物が沢山開発されていました。

デジカメの台頭とともに消えて行ったのは

周知の事実・・・ちょっと寂しい。

 

光学=レンズ

機械=レンズ、カメラ

化学=フィルム

 

フィルムカメラの場合、アナログ技術の結晶

として一枚の写真を撮っていた。って感じ

です。

フィルムをカメラに装填したり、ピントを

合わせたり、露出を操作したり。と、この頃の

カメラは機械が不得手な人には敬遠されがち

で、高価だし、趣味か、仕事の人じゃないと

あまり持ってもいなかったモノです。

その後数十年して売り出されたオートフォーカス

のコンパクトカメラでさえもフィルムを入れる

のがひと手間だったし・・・。

今のようにスマホでパシャ。っと言うには

程遠かったですね。

しかも、撮り終わったフィルムをお店に出す

などして、現像されて来るまで、数日かか

るし、どんな風に写ってるか解らないし。

でした。

 

なので、カメラを持ってると、撮影できる

スキルがある。ってことで、女の子から

「撮って!」

なんて言われることは珍しくなかったです。^^

今じゃ、レンズ向けただけで「盗撮!?」

なんてことになりかねません。

街のスナップを撮るだけでも結構、気を

使うご時勢になりました。

 

今のデジカメはデジタルプログラムが内蔵

され、こうしたアナログテクニックの大部

分をカメラがやってくれるので、誰が撮って

もそこそこ撮れるようになっていますが、

写真は

 

「光を読んで撮る」

 

と言う点では昔も今も変わりません。

 

自分の意思やイメージを画像に反映させ

よう。と思うとやはり、アナログの知識を

基礎にした撮影テクニックが必要になって

来るところがカメラによる写真撮影の面白い

ところでは無いでしょうか?

(Mode:LUNAちゃん)

f:id:Laskeypictures:20190314220356j:plain

耽美的情景シリーズ

 因みに自分の作例はインスタグラム

https://www.instagram.com/Laskeypictures

でご覧頂けます。