初めまして!!Laskeyです。m^^m
アメブロでちょこちょこブログを書いていましたが、
今回、はてなブログに引越ししました。
自己紹介にも書きましたが、最初は自分の紹介から
書こうと思います。
今は女性のポートレート写真と作品撮影が主なテーマ
ですが、写真を始めるきっかけは水中世界の素晴らしさ
を伝える手段として。でした。
20代後半のことです。
そして、当時はデジタルではなくフィルムカメラでした。^^;
当時、フィルム水中カメラはNikonしか作っていません
でした。
それが、このNikonos V(5)型です。
正確に言うと、このV型の前のⅣ-A型が友人から
中古で買った最初の自前のカメラでした。
それまで、カメラはやはりカメラマンだった父の
ライカをイタズラに触った事があった程度で、
撮影に関する知識は皆無でしたから、ストロボも
付けずに撮った水中写真は「真っ黒」で何も写って
いませんでした。
凝り性の自分は「真っ黒」にショックを受けて
専門学校で1年ほど写真の基礎を勉強しながら
再チャレンジ。
するとどうでしょう。綺麗な景観や魚が撮れるように
なりました。
そうすると、雑誌なんかのフォトコンテストに出して
いろんな人に見て欲しくなります。
で、ビギナーズラックってやつで、フォトコンに入って
しまったから始末が悪い。
そこからドップリ写真にハマりました。^^;
この頃はフィルムですから、カメラ1台につき
36枚しか撮れません。
しかも、水中は見た目より浮遊物などがあって
ズームレンズやオートフォーカスの使い勝手が
悪かったので、マクロはマニュアルフォーカス。
広角(14mm)はAFです。
水中ではハウジングの中身のレンズもフィルムも交換できないので、レンズの分だけハウジングが必要で、2台のハウジングにそれぞれ2灯の水中ストロボを付けて予備にNikonosVとストロボ1灯。合計3セットの機材を持って潜るわけです。
しかも、1本の空気タンクで潜れる時間は深さ
にもよりますが40~60分です。この間にマクロ
の被写体に出会うか、広角の風景や魚群に出会うか?なんて解らないので、限られた時間でいい写真をモノにするにはシャッターチャンスを
逃せなくて、そんな事になってました。
撮影機材だけで20数kg、ダイビング機材は
背負ってるとは言え、やはり20数kg。しかも
ウェイト(オモリ)を4kg腰に巻いているので、
合わせて50kg近い機材を持って都合1,000回ちょ
っと海に潜りました。
ボートから潜るのではなくて、陸を歩いて浜から
エントリーする時はもう潜る時には息切れしそう
な、「苦行」でしたが潜ってしまえば重さは
ほとんど感じ無いのと、海中の景観や浮遊感が
それまでの苦行を忘れさせる程、素晴らしい
ものでした。
フォトコンが縁で、その後著名な
写真家先生と交流する機会を頂き、写真
雑誌の巻頭ギャラリーなんかに推して
写真を掲載して頂くようになりました。
先生は、花と女優さんをもっぱら撮って
おられて、水中写真は珍しかったみたい
で、「君もそのうち人を撮りたくなるよ」
と言われたのを思い出します。
途中、やはり美しさとその生態に惹かれて
カワセミと言う野鳥を撮っていましたが、
どうも、少し前からが先生の言った
「そのうち」が始まってたみたいです。
年に1~2回は個展なんかもしています。
今は3/16日まで、東京は中野のケンコー
をやっています。
さて、次回からは以前撮った海やカワセミ
の写真なんかも交えながら、ポートレート
撮影の話に移って行きたいと思います。