ポートレート 〜自分流〜
Model LUNAちゃん
昨今のSNSは情報伝達媒体として、テレビを
凌駕する勢い。ってのは皆の認めるところで
しょう。そしてスマホ、デジカメ、画像編集
ソフトも手軽になり、非現実的な見た目カッコ
イイ画像が溢れる様になりました。
それも今時の流れ。と言う事でいいと思いう
し、凄いな。とは思うけど、自分の琴線には
触れない。好みの問題でしょうけど、自分は
やはり光と影とタイミング、構図なんかが
絶妙で、あるシーンを捉えてる様な写真に
引き込まれます。
そう言う写真って、実はスナップに多かった
りするんですね。
で、自分はスナップをあまりやっていない
ので、ポートレートで作品作りをしています。
スタジオだろうが、野外だろうが単に綺麗
可愛く撮る。では無く、シーンは自分が
切り取りますが、何かをうったえるのは
モデルさんの表情であり、仕草です。
美しく見せるためのポージングとはちょっと
違い、意味のある魅せるための仕草。
コレはシーンにマッチしていなければならない
から、意外に難しいし、モデルさんの感性も
モノを言う。まさに毎回コラボです。
Model Sarinaちゃん
なおかつ、絵のテイストとしては絵画のような
マッタリとした画調。
これをやるにはある程度、使うレンズの
特性を把握しとく必要があります。大抵の
レンズは絞ればシャープになりますが、被写
界深度も深くなり、背景の情報量が増えて
来る。そうするとごちゃごちゃして来るのと
主題が埋もれてしまいます。
なので、被写界深度は必要最低限にする。
背景との距離を考えた配置。は考える必要が
ある訳です。
その上で、レンズの描写特性。
周辺までパキパキなのか、流れるのか、甘く
なるのか、ハロやフレアはどんな傾向か?
色の出方は暖かい?冷たい?など。正直
全部分かって分析してる訳では無くて、使って
いるウチにそのレンズに対して持ったイメー
ジ。で使い分けしてるだけですけど。あえて
書くとそう言う事なんだろうと思います。
Model Asamiさん
たまにはフォトショップでイメージを加える
事もありますけど、加工は下手なので、割り切
ってやる。くらいで基本は元画のライティング
をベースにプラスアルファをやる感じ。
やる感じです。
あとはフィルターワーク。元画の段階で作り
込みをしたい時、レンズに付けるフィルター
が役に立ちます。ソフトンとかだと効果が
あり過ぎるので、本来別の効果をうたってる
フィルターを2種類くらい使っています。
後から加工するより、元画でやった方がやはり
雰囲気が良く出ると言うか、後から加工する
スキルが無いので(笑)アナログ派です。
昨年、2回も個展をやってしまい、今年は
作品作成の予算でカツカツなので😅
来年はこうした作品を大きく紙に焼いて
皆さんに披露する場を作れたらな。と思い
ます。