Laskeypictures’s blog

写真/カメラ/レンズ/ポートレート

フィルムカメラ Contarex王様日記

f:id:Laskeypictures:20200219005212j:image

Contarex  Bullseye 往年の世界最高級

王様カメラです。

とにかく、良く出来ているので、あちこちの

ギミックが凄くて、手順をキチンと踏まない

とトラブル続きです。

王様ですから、コチラが合わせないと、向こう

が妥協することはありません。

 

今日はフィルムパックにフィルムを装填する

方法とお作法を書いてみたいと思います。

f:id:Laskeypictures:20200219005709j:image

フィルムを撮りきったら、シャッターを

巻き上げ、この状態で遮光板を差し込みます。

f:id:Laskeypictures:20200219005840j:image

この時、フィルムを引っかけ無い様、先端

を差し込む時はかなり慎重に。

ちょっとでも引っかかっている様なら何度か

抜き差ししてスムーズに差し込みます。

f:id:Laskeypictures:20200219010046j:image

遮光板が綺麗に入った状態です。

遮光板右下の小さな横長の穴にカメラの

ストッパーがカチンとハマります。

そうすると、rewindが出来る様になるので

カメラ上部のrewindレバーを起こして

空回りするまで巻き戻します。

f:id:Laskeypictures:20200219010327j:image

次に蓋底の左右のロックレバーを起こし

回る方向に止まる迄回します。

そうすると裏蓋が外れるので、巻き戻した

パトローネを取り出します。

 

そして、次のフィルムを装填します。

さあ、お立ち合い!

儀式の始まりです。

f:id:Laskeypictures:20200219011052j:image

王様の恥ずかしい裏側はおよそこの様な

レイアウトになっています。

左右にフィルム格納の部屋があり、真ん中

にフィルム圧延板があります。

f:id:Laskeypictures:20200219011246j:image

パトローネを入れる左側の部屋です。

f:id:Laskeypictures:20200219011354j:image

小さな爪状のストッパーを指でちょっと

起こしてカバーをスライドさせて抜きます。

f:id:Laskeypictures:20200219011507j:image

次に遮光プレートは抜いておきます。

f:id:Laskeypictures:20200219011632j:image

右側のフィルムを巻き上げる方の部屋です。

底部のレバーが起きた状態だとこの様に

指で横にスライドさせると中が見える様に

なります。

開けたら開けたままにします。不用意に

指で締めたりすると同じ手順をやらないと

つまり、遮光プレートを差し込まないと

開かなくなります。

f:id:Laskeypictures:20200219012255j:image

パトローネをセットし、部屋のスリットから

フィルムを引き出します。

f:id:Laskeypictures:20200219012402j:image

圧延板の上を渡し反対の部屋のスリットから

フィルムを差し込み、巻き上げスプールの

スリットにフィルムの先を差し込みます。

この時、フィルムの穴、パーフォレーションに

ギヤが噛み込む様にします。

f:id:Laskeypictures:20200219012700j:image

スプールのスリットにフィルムを差し込み

部屋の中のギヤを指で回してスプールに

巻きつけます。部屋の窓は開けたままに

します。

f:id:Laskeypictures:20200219012909j:image

フィルムがセットされました。

そして、また難しい儀式が来ます。

f:id:Laskeypictures:20200219013016j:image

遮光プレートを差し込むのですが、最初

が肝心。

慌てて差し込むと嫌われます。ん?

何の話しだった?😅

 

フィルムごと圧延板をフィルムパック背中に

指で押し付け、フィルムに遮光プレート先端が

引っかから無い様、注意深く差し込みます。

コツは平行に差し込むより、プレートの左右

どちらかの先端をまず、フィルムパーフォ

レーションに引っかからない様、ちょっと

差し込み、次に反対側も同様に差し込み、

平行になったところでプレートを差し込むと

フィルムに傷を付ける事なくはめ込む事が

出来ます。

f:id:Laskeypictures:20200219013545j:image

遮光プレートがはまった状態のフィルムパック

裏側です。まだ巻き上げ部屋の窓は空いています。

次にフィルムパックをカメラに装着する前に

カメラ本体の巻き上げレバー、巻き戻しレバー

のカメラ内部に出ている爪の向きと、フィルム

パックの左右の部屋のスプールの溝と言うか

引っかかり部分の向きをチェックします。

要はカメラ本体の爪がちゃんとフィルムの

軸と噛み合う様にする訳で、巻き戻し

レバー側はカメラ本体の巻き戻しレバー

をいじって調整し、フィルム巻き上げレバー

の方は、フィルムパックの巻き上げ部屋の

まだ空いている窓から指でギヤをちょっと

回してフィルム側のスプールの溝を合わせ

ます。

f:id:Laskeypictures:20200219005638j:image

そうしたら、

シャッターレバーを巻き上げ

その状態でフィルムパックを装着

フィルムパック底部のツマミを回し、蓋を

閉めます。先ほど開けぱなしにしてた窓は

このツマミの回転で内側で閉まる様になって

います。

f:id:Laskeypictures:20200219014725j:image

フィルム遮光プレートを抜きます。

f:id:Laskeypictures:20200219014910j:image

裏側外側のスリットに遮光プレートを

差し込み、格納します。

f:id:Laskeypictures:20200219015013j:image

そうしたら、フィルム巻き上げレバーを

回し、2〜3枚カラシャッターを切り、

左の巻き戻しノブが回転してる。つまり

フィルムが繰り出されている事を確認

出来れば、シャッターボタンと同軸の

減算式フィルムカウンターを指で回し

36に合わせます。

同じく、フィルムパック底の小さなカウンター

も指の腹で回して36に合わせます。

この小さなカウンターもきちんと連動して

います。

コレで準備OKです。

ハッキリ言って、かなり疲れる儀式。

f:id:Laskeypictures:20200219015620j:image

因みに、今日の王様発見はこの底部の小さな

フィルムカウンターがきちんと連動して

回ってた事と、その右上にある小さなヘソ。

コレは実はヘソの真ん中を細い棒で押すと

右側のフィルムパックロックを解除出来る

、非常用ボタンだ。と言うのが分かりました。

もちろん、シャッターを巻き上げて無いと

フィルムパックは外れませんが、中で

フィルムがトラブって、遮光プレートが

キッチリ入らなくなった時、1cmでも遮光

プレートを差し込めれば、このボタンを押す

と右側のレバーが回る様になって、フィルム

パックを外せる様になります。

 

いゃ〜。もう。スッゲー勉強したわ。

で、今日は少し撮った成果も貼ります。

f:id:Laskeypictures:20200219020628j:image

 

f:id:Laskeypictures:20200219021211j:image

 

f:id:Laskeypictures:20200219020731j:image

 

f:id:Laskeypictures:20200219020703j:image

 

f:id:Laskeypictures:20200219021052j:image

フィルム Kodak ProImage100

レンズ Planar 50mm F2.0

 

開放で撮ると背景ボケボケ。

f2.8からf4.0くらいでシャープになって

来ます。

セレン露出計の精度は十分実用に耐える

みたいです。

 

明日も撮ろう。っと。😁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィルム写真 〜Contarex Bulls eye その2〜

正直に言います。昨日の撮影ではフィルムの

巻き上げがきちんと出来ておらず、未露光

でした!

 

フィルム真っ白、それ見てアタマも真っ白。😭

 

原因がイマイチ不明ですが、気を取り直し

もう一度フィルムを装填。

今度は巻き上げると、パトローネ側の軸が

一緒に回転するので、キチンと巻き上げ出来

ているようです。

あーあ、基本中の基本だけど、やっちまい

ましたよ。😅

バルナックライカのフィルム装填とはまた

違う面倒さ。

しかし、手順に慣れたら意外に大した事の

無い手間に思えて来ました。

 

壊さない限り、こんな感じで仕組みを紐とき

ながら使える様になるのは面白いし、愛着も

持てます。

王様のしもべになりつつあるか。😅

f:id:Laskeypictures:20200218003409j:image

さて、今日の王様発見?は、この遮光プレート。

フィルムパックを取り外す時はコレを挿し

込んでおかないとなりません。

写す時は逆に、これを引き抜いておく訳ですが

このプレートをいちいち持っておかなきゃ

なんないのか?絶対なくすでしょ。

なんて思っていたら、ホレこの通り。

f:id:Laskeypictures:20200218003846j:image

背面の二つのダイヤルは隠れてしまいますが

プレートを差込んでおけそうな溝の存在に

気がつきました。

どうもContarexのフィルムパックシステムは

カメラによって大きさは違うけど、仕組みは

同じみたいです。

前の持ち主の英語がアバウト過ぎてぜんぜん

参考にならないのが辛い。

 

と、同時に背面のダイヤル。一つはDINと

ASAの換算表になっているのも解りました。

昔の機械式カメラに慣れてる人からしたら

直ぐ分かる内容かも知れません。

デジタルデータを現像しながら、息抜きに

いじっているので、もう一つのダイヤルは

まだ良く見ていない。(笑)

f:id:Laskeypictures:20200218004256j:image

それと、フィルムパックの底部にある小さな

ダイヤルは、どうやら巻き上げレバーに連動

した減算式フィルムカウンターで、あと何枚

撮れるか。を表示してるっぽい。

連動してるか?は明日撮りながら確認します

ケド、カメラ内側に回る棒があって、ソレが

丁度噛むので、そうかなぁ?と。

 

例えば、36枚撮り切らないウチに違うフィルム

で撮りたくなり、フィルムパックを交換したと

しても、次に使う時、あと何枚撮れるか、、、

が分かる。って事じゃないかと思います。

 

それからrewind。普通はどこかにRの文字が

あって、そこに合わせてから巻き戻しますが

、王様はRなんて後ろ向きの表示はありません。

写真を撮り終えてプレートを挿し込むとrewind機能が

働く様になるみたいです。

ただし、一般タイプの裏蓋にはRの文字が

あります。

前の持ち主は一般タイプの裏蓋ともう一つ

フィルムパックを持っていた様で、追っかけ

それも送ってくれたみたいです。

 

こんな小さな発見が面白いカメラですね。

因みに現在はISO100のフィルムを入れて

スローシャッターの必要ない日中、野外で

テスト撮影しています。

露出はセレンメーターとスマホ露出計を交互

に使ってみているから写り具合でセレンの

精度もあらかた分かると思います。

 

写真が写っていれば。の話しですが。😅

いろいろ楽しんでおります。

フィルム写真 〜Contarexがやって来た〜

リタイヤしたドイツのカメラマン

から縁あって譲って貰いました。

f:id:Laskeypictures:20200215210419j:image

Contarex Ⅰ型 通称Bullseye と言います。

コンタフレックスではありません😁

Wikipediaによると、1959年の発売。

レンズはプラナー50mm f2.0が標準装備。

同じ1型でも初期のは白鏡胴のレンズで

最短撮影距離は0.3m、自分のは多分1964年

以降の後期型で黒鏡胴のプラナー。最短

撮影距離は0.38m。

 

このカメラ、戦後、ツァイスが威信と誇りを

かけて金に糸目を付けず、開発、製造した

Zeiss ikonの機械式カメラフラッグシップで、

世界最高級カメラと言われたそうです。

高過ぎてあまり売れはしなかったみたい

ですが😅

名前のContarexのrexとは、恐竜の王様、

ティラノサウルスT-Rexと呼ぶのと同じで

ラテン語の王君から来ています。

確かに作りはダイヤルの溝一つ見てもその

精巧さが伝わって来ます。

言ってみれば芸術品の域に行ってます。

日本では当時のサラリーマンの2ヶ月分の給料

と言うくらいのお高い値段から「殿様カメラ」

と言われていたそうです。

※ブログを読んだ詳しい友人からの指摘で

 値段は当時のサラリーマンの年収分。

 今の感じで500万円くらいだったそうです。

 今のフラッグシップどこの話しじゃない!💦

 

今のデジのフラッグシップとか中判並の値段。

って感覚でしょうね。

デジカメもちょっと高くなり過ぎだよね。

 

で、外観でパッと目を引くのはレンズ

の上にある丸い蜂の巣みたいな目?ですが

コレはセレン式露出計で、世界で初めてシャッ

タースピードと絞り値に連動した露出計です。

今回来た個体は大事に使われていたせいか

不具合らしいものは見当たらないですね。

セレン露出計も精度は分かりませんが、

元気です。

因みにこの後、後継機が出た事から区別

するために、先程の目が射撃の「まと」の

中心円(Bulls eye)に似ているので、そんな

ニックネームが付いたそうです。

f:id:Laskeypictures:20200215214303j:image

で、ファインダーも綺麗な方でしょう。

ファインダー内とカメラボディ2箇所に

露出針確認窓があります。

ピントは中央のスプリットで二重像合わせ。

バルナックライカに慣れてる身としては

よほど見やすいけど、周辺ではピントを

合わせられないと言う。(笑)

贅沢言ってはいけません。王様なんだし、

今のモノと同じ便利さ求めてもしかた無い。

 

レンズは専用マウントで、今ではデジカメに

アダプター経由でも使えるので、いっとき

安かったのがまた高嶺の花的相場になって

ます。

自分は人物撮影が多いから85mmをそのうち。

なんて思いましたが、プラナーの85mmは

描写が鮮鋭過ぎて人物には向かないぽいから、

安い135mm f4か、このまま50mm オンリー

でもいいやと思っています。

 

それにフィルムクラシックカメラにそんな

お金かける余裕はそもそも無いので、今回も

知り合いから話しが無かったら、ふーん。

くらいの感じでしたが、たまたま、普段使い

カメラを探していたら、使うなら譲る。と

言うので、コレクションでは無く実用品と

して送ってもらいました。

普段使いにしてはヘビーデューティーに

なってしまいました。

基本自分は使うカメラしか持たないし。

なので、すっかり出番の減った、バケペンと

マミヤ645はそのウチ売りに出します。😅

 

しかし、調べるといろいろ面白い事も分か

って来ました。

Wikipediaに書いて無い事を書いてみます。

(笑)

フィルムを装填する裏蓋は蝶番式では無く

取り外し式なんですが、蓋には2種類あって、

ただの裏蓋と、↓こっちのタイプの裏蓋は

複数持っていると、撮影途中でフィルムを

切り変え出来るマガジンになっているんです。

f:id:Laskeypictures:20200215214243j:image

分かりにくいかも知れませんが、コレただの

裏蓋では無くて、内側がフィルムフォルダに

なっています。

f:id:Laskeypictures:20200215222243j:image

コイツのおかげで、裏蓋を外すのとフィルムを

装填する方法が分かる迄に30分くらいかかり

ました。😅

f:id:Laskeypictures:20200216003607j:image

良く見ると、裏蓋にドイツ語と英語で脱着と

使い方が書いてあります。

f:id:Laskeypictures:20200215222954j:image

裏蓋を外す時はフィルム巻き上げレバーを

巻き上げて、専用金属プレートを差し込み

フィルム面を遮光してそれからカメラ底部

にある金具を回すとこのフィルムパックが

外れます。最初、巻き上げレバーを巻き上げ

ておく。ってのをしなかったので、底部の

金具を回しただけでは外れず、かなり慌て

たと言うのは内緒です。💦

f:id:Laskeypictures:20200215223522j:image

フィルムの装填はかなり面倒と言うか、

パトローネ付き135フィルムでこんな装填の

仕方するカメラは初めてです。

蓋のカメラ内部になる方に↑写真のような

部屋が左右に一つづつあり、片方の部屋の

小さなロックを外し部屋に見えていた半筒形

のカバーを外し、そこにパトローネごとフィル

ムを入れて外したカバーを元に戻す。

フィルム先端は裏蓋圧延板の上を通して

部屋の裏のスリットから巻き取り側の部屋へ

入れて半筒形カバーをスライドさせ、開けて

そこから指入れてスプールのスリットに

フィルム先端を差し込みます。

コチラは何故か先ほどと同じカバーでは無く

半筒形の横スライド式の窓。なんです。

この窓は感光防止の先ほどのプレートを

フィルムパックに差し込んでおかないと開か

ない様になっていて、

うっかりフィルムを感光させてしまう事を

予防しているみたいで、凄く良く考えられ

ていますが、とにかく分かりにくい。

説明書も無く良く撮影出来るまでに準備

出来た時は、オレって凄い❗️とか1人喜ん

でいました。(笑)

ま、中判のフィルムパックと似た理屈と

言う事です。

で、これ、切り替えて使う意味ってあんの?

と言われると謎ですが、予め用意しておけば

裏蓋交換だけで現場でフィルム交換が出来る。

カラーを撮っていて、急にモノクロが撮りたく

なった!なんて時は便利だろうけど、そんな

シーンどれほどあるのか?😅

それに、普通タイプの裏蓋なら、普通に

フィルム交換が出来て早い。

そしてこのフィルムパックは何枚撮影した

状態でフィルムパックを交換したか分かる

カウンターまで付いています。

ホント良く考えてあるなぁ、と感心するもの

の、フィルムパック交換の効果は謎ですが、

最高級機種ともなるとそんな事も出来る訳だ。

と威張れます。😭

が、あの遮光プレートを抜き差しするスリット

って光漏れしそうで、普通タイプの裏蓋が

実用的かな。と思うのが本音。😅

f:id:Laskeypictures:20200215232909j:image

もう、今日はフィルム装填した後のこのプレー

トの差し方がまずくてフィルムがちょん切れる

わ、フィルムパック装着した後、シャッターが

空回りするわで、やっとさっき準備が整った

ぽいので、明日の撮影で使ってみよう。と

たくらんでいます。

 

因みに何でか知らないけど、低感度じゃ無い

と全速、特にスロー側のシャッターが切れ

無い機構になっているので、ISO50のフィルム

を入れてみました。

それでも1/8以下は切れ無い。

本来はもっと低感度のフィルムを使う事を

想定していたのかも知れません。

なんせ、王様ですから。😅

 

感度表示がDINなので、ISO50だとおよそ

DIN18ってとこですね。

 

黒歴史始まるとしたら、これからです。

ちゃんと写せて巻き戻し出来る様、祈って

おいてください。💦

フィルムカメラ散歩

f:id:Laskeypictures:20200212215117j:image

いつもカバンには何かしらフィルムカメラ

が1台入ってまして、撮影の合間にそそら

れるモノがあると撮っています。

f:id:Laskeypictures:20200212220139j:image

先日は近くまで行ったので、秋葉原に新しく

出来たクラシックカメラのお店、2nd base

さんを覗いてみました。

ちょっと入り口が分かりにくいのですが

秋葉原駅北口から出た山手線の真下にあるSEEKBASE AKI-OKA MANUFACTUREの

中の一角にあります。入り口入って少し

奥へ進む感じかな。

丁度フィルムが切れたので、IROっていう

フィルムを1本買って、その場でF2に装填

して、試写。

f:id:Laskeypictures:20200212224754j:image

カウンター後ろにオシャレなオブジェが

あるんですよ。

レンズはニッコールの50mm f1.2 F2で

撮影。1.2だとフワ〜っとしますが、F2

を超えると締まって来ます。

f:id:Laskeypictures:20200212225003j:image

そのあと、下見兼ねて湯島の梅の咲き

具合を見に行きました。

f:id:Laskeypictures:20200212220754j:image

梅祭りが始まっていて、屋台も出ていました

が、木によって6分咲きから満開までバラ

ついている感じで、全体的にはもう少し。

と言うところでしょうか。

f:id:Laskeypictures:20200212221020j:image

白、桃色、赤、乳白と種類もいろいろある

ようです。

f:id:Laskeypictures:20200212221152j:image

花が密集してるアングルを探してみました。

例年はこの庭の中ほどへ入って撮影出来て

いましたが、平日は入れないようになって

ました。

f:id:Laskeypictures:20200212221343j:image

この50mm は絞り具合でモダンにもレトロ

にもなるので面白いです。

f:id:Laskeypictures:20200212221732j:image

逆光にはさほど強く無いのがこんな風に

フレア出る一歩手前、光が一面の空気を

照らしてる感じなんか得意ですね。

f:id:Laskeypictures:20200212221945j:image

その光を背中にして順光で開放のF1.2

いきなりレトロです。

背景を選べばそんなグルグルも目立たず

違うキャラクターを楽しめます。

IRO ってフィルムですが、箱のデザインから

して、もう少し癖があるのかな?と思って

いたのですが、意外にモダンな発色、粒状

性でした。レンズとフィルムの両方に個性

が入って来ると意外に難しい事になるので

、知らないフィルム使う時は慣れたレンズ

から使うようにしています。

で、コレ27枚撮りって書いてあったけど、

25枚しか撮れなかったんだよね。なんで

かな?😅

ポートレート作品撮りとアウトプット

f:id:Laskeypictures:20200211210908p:image

自分の作品としてテーマ、モデルさん毎に

写真集を作っています。

自分のポートフォリオにもなりますが、

モニターやスマホで見るのと、紙に印刷

した写真ではやはり趣が違います。

そして、何よりモノになる事で、モデルさん

のモチベーションUPにも繋がります。

モデルさんのイベントで物販にも使えるし、

ネット販売もされているので、売れれば

実益にもなります。

しかし、意味合いとしてはお互い力を

合わせて作り上げた作品をモノとして残す。

達成感を持つことで、次の作品で更に高みを

目指す、そして何よりは頑張ってくれた

モデルさんへの細やかな感謝の気持ち。

そんな想いを込めての製作です。 

 

プリント、製本は業者さんですが、今まで

いろいろ試したけど、自分の出すデータと

相性が良くて、色、階調がちゃんと出る

ところを選ぶのが先ず第一。

次に紙質、製本、コミュニケーション、

納期、値段。かな。

紙質はそんなに選べるところは少ない。

ですが、チープだったり、質感が変に偏って

無い方が万人向け。

 

作品として一枚焼きする時は紙はしっかり

選んで、展示されたり、紙媒体なんかに印刷

されて載ってたりもします。

これが自分のアウトプットの方法。

f:id:Laskeypictures:20200211212024p:image

さて、じゃあ、そんなアウトプット、撮影

したモデルさん全てで出来ているか?

と言うと、流石にそれは無理。

何度か撮影して、一緒に作品作りを続けて

行けそうなモデルさんとの足跡と言う意味

合いもあってサービスでは無いし、続け

られないと困る事もある。

 

昨今はSNSポートレートがブームを呈し、

ウドの竹の子状態で撮影会なんかがあって、

あたかも、芸能人がごとく祭り上げられて

その気になってる女性を沢山見ますが、

有料とは言え、趣味の範疇を出ていない

のがほとんど。

腹黒い運営や、得体の知れないカメラマン

の話しを嫌でも耳にすることも増えた。

撮影規制が厳しくなったりしてる背景を

聞くと原因は大抵その類。

写真を広く楽しめる様になるのはいいん

だけど、なんだかなぁ。と思うことしばしば

です。

聞くところでは、ホントに写真撮るのが目的

かもハテナ?だし、撮影データをどう使っ

てんのかなぁ?は素朴な疑問。

 

中には真剣にやってる人や団体もある

みたいなんだけど、客の方がモデルさんとの

距離を勝手に近い。と勘違いしてる人を良く

見かける。ビジネスでやってたら、近い

と思わせるのは単なる演技。と知るべき

なんだけど、ま、関係ないか😅

いや、そう言う話し聞こえて来ると気分

は良くないんでね。って脱線しました。🙇

f:id:Laskeypictures:20200211215530p:image

そもそも、作品撮影はイメージを練って

ロケーション探して、レンズのチョイス

。で、一番難しいのがイメージに合う

モデルさん選びして、イメージや状況

説明して、撮影に臨んで貰うので、やっ

てる過程と目的が全然違う。

 

アー写とかも、アーティストさんの

キャラクターやイメージを良く擦り合わせ

て撮る訳だから、出たトコ勝負とはちょっと

違う。

まぁ、外ロケだと当日の状況によっては

臨機応変に撮らなきゃならない事も普通に

あるから、ロケハンで、いろんな状況を

想定しとくと潰しが効く。なんてのはある。

 

それで、幸い、メインでお願いしてるLUNA

ちゃんは本来歌手だけど、根性と演技力も

抜群だし、沙里奈ちゃんとかも勉強中ながら

安定してお願い出来る人達だから、恵まれ

てる方と思う。

 

体調不安定、コミュニケーション不十分。

みたいだと、やはりスタジオやロケ場所

を時間とお金かけて押さえるのはリスクが

ある。

カメラマンもモデルさんも華々しい

と言うのは聞こえと作品見た時だけで、

やってる事はかなりガテン系なんだと

思うよ。😅

スナップ写真

フジフィルムのプロモーション

動画が炎上しちゃいましたね。

 

スナップ写真って、やはり構えてない

リアルなシーンを収めているところに

魅力がある。

写真本来の事実を記録する。と言う

本領が発揮出来るジャンルだと思うん

です。

 

まだネットなんかが無い頃に、度胸

試しに街中でスナップ撮って来い。

みたいなのは確かにありました。

ネットは無かったけど、カメラの向け

方によっては嫌な顔をされたり、文句を

言われたり。は当時からあって、だから

こそのちょっと嫌な課題だった。

でも、難なく撮って来る人もいて、どう

やってるのか?と思ったら、本当にさりげ

無く殺気と言うより撮気を悟られる事なく

撮るか、目が合ったりしたらペコっとお辞儀

して悪意の無い事を伝えたり。で済んで

いた気がします。

 

ネットとデジカメの普及で今ではソレが

一歩間違うと犯罪扱いに結びつきやすく

なった。

ハラスメントと言うのは相手がどう感じ

たか?が優先される。

Aさんが触っても笑って許されるのに

Bさんが触ったら訴えられる。

ある意味、理不尽だけど、昔は風潮が

そこまで極端では無かった。

逆を言えば、やはり弱者が我慢を強いられ

ていたんだと思う。

社カメは組織の人間だから、それはそれは

コンプライアンスにハラスメントの研修は

しょっちゅう、これでもか?ってくらい

ある。

関連法規に契約書とか、およそ写真に

関係ない様な事も盛り沢山。

それでもトラブった時の為に顧問弁護士

さんのホットラインもある。

社員を守るためじゃなくて、組織にキズ

が付かない様に。

で、言われるのは己れを知れ。と、まぁ

随分キツい事を言われる。

要は自分がAさんなのかBさんなのか。

Aさんだって外に出たらタダの知らない人。 

相手との距離感を見極めて自分の事は

自分で守れ。って事だと理解している。

 

見られたく無い姿を知らない間にネットや 

紙媒体で世間に簡単に晒される。

と言う恐怖を今や皆んなが意識している。

 

嫌だと意思表示してるのにレンズを向ける。

悪意ある撮影を最初から企んでいる。

もちろん、今回は悪意なんてモノは無い。

今、言ってるのは一般的に考えての事。

自分や身内や大切な人がやられたら笑って

済ます事が出来るか?

 

いや、オレは平気だよ。

 

は一方通行のBさん理論になってしまい、

犯罪と言われかねない。

 

この間合いと、限度を見極める。

撮る時も、撮った後も事を起こす事無く

写し込むのが 技 なんだろう。と

今更ながら考えさせられた。

ま、昔先生が言ってたのを思い出した

だけなんだけど。

 

なんであんな風な動画にしちゃったの

かなー。とは思ったし、アレを見たカメラマンさんは、アレが日常だから違和感無かった

としたら、ちょっとどうかな。

 

案の定拡散したモノは拾い切れない。

便利と引き換えにリスクも増えた。

そんな中でもスナップは後世に今を伝える

貴重なメッセージになると言うのは歴史

が語ってると思う。

 

f:id:Laskeypictures:20200207031627j:image

 

 

 

お知らせ LUNA ちゃん ワンマンライブ

f:id:Laskeypictures:20200206152322j:image

 model LUNAちゃん

f:id:Laskeypictures:20200206152244p:image

まだ先の話しですが、8月10日いつも

モデル をお願いしているLUNA ちゃんの

ワンマンライブ❗️

1人で5年頑張って漕ぎ着けた。

夢を追って一歩ずつ近づける。って凄いわぁ。

 

この際、皆で聴きに行きましょう❗️

 

自分が同じ歳の頃は大した目標も無く、フラ

フラ音楽するのにかまけてたなぁ。まだ

写真には行って無かったな。写真部の汚い

暗室尻目にラッパ吹いてたな。(笑)

 

やはり、目標を早く見つけて突き進む。

コレがあると強いね。

何より本人が望まないとダメ。その上で

周りの理解とサポートとか、いい

出会いをモノにする環境に恵まれて階段

一つ登る。って感じだろうか。

自分を信じる。ってのも大事。

自分の知り合いは音楽で暮らしてる人が

多い。

皆、陰の努力っちゃ、大変なもの。

だけど、自分を信じれるからこそ頑張れる

んだろうな。

頑固はいい事無いが、語らない信念は

大事。

世界狭いし、特殊だから、ドロドロした

モノも沢山。

上手く乗り越え擦り抜けなきゃなんない。

 

ソレでいわゆる成功して食べて行けてる

人は、その道に人生の半分は捧げてる様に

見える。

 

え?自分?

オモテに出る事の無い立派な凡人を

やってます。(笑)

凡人で食べてるから、凡人のプロフェッ

ショナル。

 

f:id:Laskeypictures:20200206154330j:image

 

先ずは頑張ってる。が、これからが本番。

楽しんでステージ踏めるように、コチラは

写真で応援ですかね。

 

自分の事もしなきゃだけど(笑)